La Trappe(ラ・トラッペ)
2015年8月にオランダ・北ブラバンド州(North Brabant)のティルブルグ(Tilburg)に住み始めたT's Beerは、早速、週末の空き時間を利用してLa Trappe修道院ビール醸造所の見学ツアーに参加してみた。Tilburg Central駅から自転車に乗って20分でLa Trappe修道院に到着する。
ここには、中世ヨーロッパのシトー協会系の修道院レシピで今も造り続けられている修道院ビール醸造所"La Trappe"が在る。ここの"La Trappe"という名前の由来は、フランス・ノルマンディー地区に在るフランス修道院ノートルダム・ド・ラ・グランデ トラッペ (Notre-Dame de la Grande Trappe)に起源を遡るという。ちなみに、このフランスのSoligny-La-Trappeはパリとモンサンミッシェルを結ぶ路上の真ん中ほどに位置する。当時、フランスのトラピスト修道士たちは布教のためにヨーロッパを北上した後、1881年月5日にオランダ・北ブラバント州ベルケル・エンスコット(Berkel-Enschot)村で コーニングスフーヴェン修道院(Koningshoeven Abbey)を設立した。後に、この修道院のことをLa Trappeと呼ぶようになり、今ではオランダ最古の修道院ビールブランドとして7種のビールを醸造している。ホワイトビールとダブルが美味い。そして最高なのはOak Aged Beer、オーク樽でエージングしたアルコール度11%の濃いビールは聖杯グラスでじっくり楽しむ。サイドにはLa Trappe製のエージングチーズがよく似合う。